分福茶釜噺其の四

ぶんぶく茶釜噺のひとつです。

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分福茶釜噺其の四

東山殿の館に詰める茶坊主{ぶん福}が散策で出会ったのが、化けて遊びに興じる一匹の狸。

ぶん福がこの狸を生け捕り屋敷に戻ると、酒を酌み交わしていた他の坊主どもは「晩飯は狸汁だ」と大喜び。

死んだふりしていた狸は恐ろしくなり逃げ出した。

茶坊主どもは庭の隅で茶釜に化けていた狸を見つけて持ち帰り、火にかけた。

その熱さに狸は驚き一目散に山へと逃げ帰った。

この話が東山殿の耳に入り、茶坊主どもを屋敷から追い出した。

行く当てもない茶坊主どもが野宿する姿を見つけた狸は大喜び。

彼らに仕返しの悪戯と、寝込む茶坊主のうえに金玉袋を広げ布団のようにかぶせた。

くさいくさい、と茶坊主は思うがいつの間にか玉袋の下で眠ってしまい、朝になる。

狸もいつしか眠ってしまい、目覚めた茶坊主に再び生け捕られ東山殿の前に引き出された。

これによって茶坊主どもは許された。

めでたしめでたし・・

出迎え狸